Q & A

Q1 呼吸器・アレルギー疾患、糖尿病・内分泌疾患以外でも受診できますか?

私たちは専門医でもありますが、その前に内科医ですので、受診していただくことは可能です。風邪・インフルエンザ・花粉症・健康診断などの際も、お気軽にご相談下さい。三重大学病院での初期研修、市中病院での一般内科研修、さらに三重大学病院の救命救急センターでの研修も受けてきました。幅広く内科領域を研修してきたつもりです。ただし、何でもできるわけではありません。ホルター心電図・心エコー検査・腹部エコー検査・胃カメラなどは、当院では行うことはできません。循環器内科・消化器内科・腎臓内科・神経内科・膠原病内科、内科だけでも専門に細分化されている昨今ですから、その垣根を越えて協力し合って診療に当たるべきと考えています。より専門的な対応が必要な場合は、他院を紹介させて頂きます。

Q2 採血の結果は、受診の同日にでますか?

主に、糖尿病・甲状腺疾患・脂質異常症の患者さんから問い合わせをいただいています。当院では、①血球数測定装置 (白血球5分類)、②生化学測定装置、③血糖・HbA1c測定装置、④甲状腺ホルモン測定装置、⑤尿分析装置の5台の機器を導入します。よって、受診の同日に、採血の結果が得られます (院内即時検査対応)。特に、④甲状腺ホルモン測定装置を導入している施設は少なく、甲状腺疾患の患者様にはよりメリットがあるように思います。一方、院内即時検査に対応するには、ただでさえ少ないスタッフで、血液の検体処理を行う必要が出てきます。全患者さんの全検体を院内でまかなうことは現実的には困難であり、外注検査と使い分けることとなります。採血結果を確認して投薬の調整が必要な疾患 (糖尿病・甲状腺疾患・脂質異常症など)、急性疾患 (白血球や炎症反応など)の患者さんを優先して測定させていただきますことをご了承下さい。

Q3 予約制とききました。受診したいのですが、予約日は先になってしまいますか?

当院では、診療を予約制にしていますが、下記などの理由があります。①待ち時間を減らしたい。②前もって曜日による専門医の不在を伝えたい。③緊急性のある患者さんを優先したい。急な体調不良などにより、すぐに受診したい場合も多いかと思います。当然ながら予約変更が可能ですので、ご遠慮なくご連絡下さい。予約制と知らずに、直接窓口に来られる方もみえますが、お断わりすることはありません。ただし予約のある方が優先されますので、待ち時間が生じることはあります。予約制といいましても、電話1本だけで予約可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

Q4 待ち時間はどのくらいになりますか?

開院して4年経過し、次第に混み合う日が多くなってきました。予約制にしていますので、前もって電話予約していただいた患者さんは、それほど長くお待ちいただくことはないかと思います。ちなみに目安として、受付と問診に約15分かかり、その後診察になります。診察時間は、疾患や重症度により異なります。検査が必要な場合は、院内採血 30分、レントゲン・CT・呼吸機能検査などはそれぞれ15分くらいでしょうか。特にCTは、多くの施設で1-2ヵ月待ちが当たり前ですので、ただちに施行できることは患者さんにとって大きなメリットです。一方、個人の考えですが、外来診療において待ち時間は必ず出てしまうものとも思っています。救急車を呼ぶなどの緊急対応をしなければならない優先患者さんが必ず出てくるからです。例えば1人30分延長すれば、次の患者さんだけでなく、後ろの全患者さんで30分ずつ遅延することになります。そんな場合でもゆったり過ごしていただきやすいように、待合スペースを広くとり、建物・庭・本・音楽など、老若男女に好んでいただけるように配慮したつもりです。

Q5 かかりつけ医としても対応してもらえますか?

かかりつけ医としてご活用いただけます。先にも述べましたが、私たちは専門医でもありますが、内科医ですので、一般内科領域の診療も担当します。専門医とかかりつけ医をわける考え方もありますが、私たちは双方の役割を担いたいと考えています。なお、専門医療といいましても、呼吸器・アレルギー・糖尿病・内分泌内科とかなり幅広い診療となっています。

Q6 花粉症もみてもらえますか?

アレルギー診療の一環として、積極的に診療させていただいています。抗ヒスタミン薬、ロイコトリエン拮抗薬の内服薬を中心に、必要に応じて点眼薬や点鼻薬も処方させて頂いています。花粉による咳や喘息の悪化にも対応します。また花粉飛散のシーズンオフには、舌下免疫療法を導入することもできます。こちらもご参照下さい(⇒花粉症アレルゲン免疫療法)。

Q7 何に対するアレルギーを持っているか、検査でわかりますか?

原因アレルゲン検査を受けて頂くことができます。抗原回避や環境因子の改善という意味合いで重要な検査ですので、詳しい説明をご参照下さい(⇒ 原因アレルゲン検査)。

Q8 子供は診てもらえますか?

申し訳ございません。基本的には高校生以上を対象に診療させていただいています。定期通院中の患者さんのお子様などの場合、病状により、対応させていただくこともあります。

Q9 子供を連れて受診してもいいですか?

受診していただいて、問題ありません。ただしキッズスペースなどはありません。余裕がある場合に限り、検査の間など、スタッフが対応させていただくことがあります。

Q10 妊娠中でも診てもらえますか?

もちろん受診していただけます。こちらもご参照下さい(⇒妊娠と内科合併症妊娠と気管支喘息妊娠と甲状腺疾患)。

Q11 往診はしてもらえますか?

申し訳ございません。対応しておりません。

Q12 ワクチンは接種してもらえますか?

インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンを中心に、各種接種しております。特に頻度の少ないワクチンは、在庫管理の問題がありますので、前もって問い合わせいただけますと流れがスムーズです。

Q13 仕事で山間部に出入りします。ハチのアレルギー検査はできますか?

林業や電線工事などで山間部に出入りする職業や造園業の方から問い合わせをいただいています。当院で、ハチアレルギー検査を受けて頂くことができます。詳しい説明をご参照下さい(⇒ ハチアレルギー検査)。

Q14 転居に伴うCPAP療法の継続は可能ですか?

睡眠時無呼吸症候群の患者さまから問い合わせをいただいています。継続可能です。ただし、当院と契約しているメーカーに限りがあり、担当メーカーが変更になる可能性はありますので、ご了承下さい。よって機種も変更になることがありますが、基本的な機能が落ちることはありません。

Q15 禁煙治療はどのくらい成功しますか?

当院では2年間で、48人に禁煙治療を行ってきましたが、うち39人が禁煙に成功しています。よって成功率は81.2%になり、一般的な成功率を上回っています。ただし、治療終了となる12週時点での成功率にすぎませんので、注意が必要です。つまりポイントは、治療終了後に再喫煙があるかどうかですね。そうならないように、当院での禁煙治療の一工夫として、ただ禁煙治療をするだけではなく、画像検査による肺の構造破壊の有無や呼吸機能検査によるCOPDの評価などを必要に応じて行い、禁煙指導に加えるようにしています。

Q16 生活習慣病の予備群でも診てもらえますか?

もちろん診させていただくことが可能です。むしろ予備群の段階で、生活習慣を改めてもらうことの方が重要と考えます。定期的な診察、栄養指導、血液検査などによる管理をさせていただきます。

Q17 就業時などの健診をしてもらえますか?

可能です。内容にもよりますので、詳しくは電話でお問い合わせ下さい。

Q18 カードや電子マネーでお支払いできますか?

申し訳ございません。対応しておりません。

Q19 道がわかりません。

こちらの交通案内をご参照下さい。

Q20 バリアフリーに対応していますか?

対応しています。土足での入室が可能ですし、車いすも2台用意していますのでご利用いただけます。

あたたかい専門医療を。