「5. 健診・検査・他」カテゴリーアーカイブ

ワクチン接種の最新情報

ご存じの通りに、新型コロナウイルス感染症の流行が少し落ち着きつつある状況ですが、まだまだ連日、新規陽性者が発生しています。一方、「インフルエンザ感染症も今年は流行する」との大方の予想となっています。

双方のワクチン接種についてですが、続々と行政や製造メーカーより情報が入ってきました。コロナワクチン(オミクロン株対応)とインフルエンザワクチンの接種について、現時点での当院の方針は、下記の要項の通りになります。ご検討を頂き、接種をご希望の場合は電話にてご予約下さい。双方とも受付を開始しています。

コロンワクチンに関しては、オミクロン株対応といっても現在流行中のBA.5型ではなく、BA.1型対応となっています。それでもBA.5型への効果が期待されてはいますが、結局のところ、BA.5型対応ワクチンも近々登場するそうです。つまり待っても待っても切りがありませんので、あまり考えすぎずに、その時に打てるものを打つことが賢明でしょうか。

また、これまで何度もお伝えしてきましたが、あくまでもワクチン、予防接種ですので、効果と、副作用や職種などによる必要性とのバランスが重要です。持続する高熱や強い倦怠感、血栓症や間質性肺炎など、無理して打つ必要がない場合、むしろ打ってはいけない場合もありますので、ご注意下さい(2022.9.23 改)。

コロナワクチン(オミクロン株対応) 接種要項

●ワクチン:ファイザー社製オミクロン株対応ワクチン
●接種間隔:前回接種から5ヶ月以上経過している
●接種対象者:下記の行政の基準に準じる

○4回目未接種の方
・60歳以上の方
・18歳以上で基礎疾患を有する方など
○3回目未接種の方
・12歳以上のすべての方
○1回目・2回目未接種の方は接種できません

●接種開始:10月13日、10月27日、11月は未定
●接種日時:木曜日(午後)のみ
●体調不良以外は、原則キャンセル不可 (廃棄となるため)
●接種後15分を目安に、院内で経過観察する
●インフルエンザワクチンと同時接種を可能とする

※予約受付中です。

インフルエンザワクチン 接種要項

●接種対象者:原則高校生以上
●接種開始:10月3日(月)開始予定
●接種日時:通常診療の時間帯(平日 午前/午後)
●原則1回接種
●費用:3,500 円(助成のある方は、自治体により費用が異なります)
●コロナワクチンとの同時接種を可能とする。

※予約受付中です。

新型コロナワクチン接種4回目 

新型コロナウイルス感染症、第7波の真っ只中です。当院でも、一般診療と時間をわけて「発熱外来」をしていますが、診断に至るケースが非常に多くなってきました。私たちも含め、誰しもが感染するリスクがありますので、発熱や咽頭痛・気道症状の際は、まず落ち着いて、それからお電話下さい。軽症例がほとんどですので、過度な心配はなさらないで下さい。

ワクチンに関しては様々な意見があり、新型コロナウイルス感染症自体もそうですが、初期の頃とは考え方が変わってきている印象です。年齢や基礎疾患など、基準を満たす方は接種すべきだと思いますが、これまでの接種で副作用が強かった方は控えてもよいのではないかと私は考えています。

さて、9月10月分のワクチン接種の予約を受付していましたが、本日(2022.8.17)、ワクチン推進室より安定供給できない可能性が高いとの連絡があり、不本意ながら一旦予約受付を中止させていただくことにしました。ワクチン事業に関しては、これまでも行政と現場にギャップやタイムラグがありましたが、これは致し方ないと考えています。とはいえ、期待されていた患者様さんには、誠に申し訳のない気持ちです。ご容赦下さい。

① 接種日時は、木曜日(午後)のみ
② 体調不良以外は、原則キャンセル不可 (廃棄となるため)。
③ 接種後15分を目安に、院内で経過観察する

 

特定健診 2022

7月になりましたので、”特定健診” のご案内になります。対象者には、お手元に受診券が届いているかと思います。受付を開始しておりますので、お問い合わせ下さい。

さて、そもそも “特定健診” とは、40歳以上75歳未満の被保険者全員に、メタボリック症候群糖尿病などの生活習慣病の発症を予防することを目的に発足した制度です。生活習慣病の該当者や健康を害する恐れのある予備群を減少させることが目的とされています。

特に当院では、糖尿病メタボリック症候群脂質異常症などについて、専門的な診療を提供することができます。”特定健診” により、生活習慣病やその予備軍に該当した場合でも、その後の管理も含めて対応できますので、より安心して健診を受けて頂けるかと思います。また、各種がん検診 (肺、大腸、前立腺、肝炎ウイルス) も行います。

なお、かかりつけの患者の皆様もご利用できますので、定期的な健康チェックとしてもご活用下さい。それでは、お問い合わせをお待ちしています。

新型コロナワクチン接種3回目 終了の間近のご案内

現在、新型コロナウイルスワクチン(ファイザー社製)の接種を行っています。5月枠の予約を受付していますが、終了時期を検討しています。おそらく6月上旬になります。

接種をご希望の方はお急ぎ下さい。電話で受付しています。

特にこれまでと変更はありませんが、以下は要項になります。それでは、よろしくお願い申し上げます。

① 接種日時は、火曜日(午前)、木曜日(午後)の2択。
体調不良以外は、原則キャンセル不可 (廃棄となるため)。
③ 接種後15分を目安に、院内で経過観察する

新型コロナワクチン接種3回目 予約受付の一時停止について

現在、新型コロナウイルス感染症第6波の真っ只中です。当院でも、「一般診療」と時間をわけて、「発熱外来」をしていますが、発熱患者数も、診断に至るケースも増えてきています。誰しもが感染するリスクがありますので、発熱の際も落ち着いて、お電話下さい。

さて、期日が近づき、流行に刺激を受けるかのように、ワクチン接種希望者も増えてきました。当院でも3月からの接種の予約受付を開始したばかりですが、早速、一時停止せざるをえない状況となりました。

理由は簡単で、ワクチン(ファイザー社製)の供給不足です。行政からの当院への割り当て分を公表します。

・2月  20本 (120人分)
・3月  14本 (84人分)  ※
・4月  5本 (30人分)  ※
・5月  5本 (30人分)  ※
・6月  5本 (30人分)  ※

・合計  49本 (294人分)

昨年の接種の際は、上限50本/月の供給でしたので、いかに不足しているか、これまでと次元が違うことをおわかりいただけるかと思います。なお、約1000人に接種しましたので、単純計算で、約700人分不足します。

3-6月分(※)は最低確約数とのことであり、追加供給される可能性はありますが、直前にならないとわからないそうで、予約受付をすることができません。よって、一時停止させて頂きます。追加供給に大きな期待をすべきではなく、仮にこのままの本数であった場合は、不本意ながら、全く皆さまのご期待にお応えすることができなくなります。

2月下旬になりましたら、こちらのホームページや院内掲示などで、予約再開を案内させて頂きます。私たちの目の前には患者さんがいて、患者さんの目の前には私たちがいます。思うようにならないこともあり、悔しい思いもします。

このような状況ですので、お急ぎの方は集団接種(おそらくモデルナ社製)をご検討下さい。当院でもこのままファイザー社製ワクチンの供給が不足するのなら、モデルナ社製への切り替えを検討させていただきます。実はモデルナ社製であれば、現時点でもある程度供給されるのですが、様々な観点から、「双方を混在させて管理する余裕が当院にはない」との私の判断です。

最後に、私個人としては、この流行の中にあってもなお、ワクチン接種は慌てるものではないと考えています。前倒しが、将棋倒しになっているのが実状です。情報があふれ、混沌としていますが、あくまで予防接種です。また、予防効果が副作用を上回るべきであり、1回目・2回目で副作用の強かった方は、無理して接種する必要はなく、特に間質性肺炎の悪化や喘息発作を来した方はむしろ控えるべきです。

以上、長文になりましたが、ご了承いただきたく思います。今後も情報は公開してまいります。

2022.1.30 呼春の森診療所 院長 大西 真裕

新型コロナワクチン接種3回目

新型コロナワクチン接種3回目のご案内です。接種を受ける側、接種をする側、双方ともやや疲れている感が否めないですが、皆さまからの問い合わせも多くなってきました。

1月に入り、当院では予約受付を開始しました。3月の接種開始を予定しています。前倒しなどと慌てる必要はありませんが、希望者も多いと思いますので、これまで通り「予約制」とさせていただきます。

あくまで予防接種ですので、予防効果が副作用を上回るべきです。つまり、1回目・2回目で副作用の強かった方は、無理して接種する必要はないと考えます。特に間質性肺炎の悪化や喘息発作を来した方はむしろ控えるべきです。

以下は要項になりますので、よろしくお願い申し上げます。

① 接種日時は、火曜日(午前)、木曜日(午後)の2択。
体調不良以外は、原則キャンセル不可 (廃棄となるため)。
③ 接種後15分を目安に、院内で経過観察する。
④ ご予定の合わない方は、集団接種にまわってもらう。

インフルエンザ予防接種2021

インフルエンザワクチンの予防接種のご案内になります。例年とは異なり、今回は制限を設けて接種をすすめる方針としていますのでご注意下さい。以下が要項になります。

対象 当院への通院歴・ワクチン接種歴のある方に限る
(現時点ではご家族様もお断りさせていただきます)

接種 開始しました

原則1回接種

費用 3,500 円
(助成のある方は、自治体により費用が異なります)

接種を開始しまだ2週間ですが、予約分も含めると、ワクチンの在庫がなくなりました。おそらく再入荷があるものと思われますが、少なくとも当日接種はできません。二次予約として、予約は受け付けますが、接種の確約ができません。おそらく他院様も同じような状況と思われますので、メーカーには増産を期待したいところです。ご了承下さい。 2021.10.30 院長

当院では、呼吸器疾患や糖尿病を中心に診療しています。インフルエンザをはじめとした感染症にかかりやすく、かつ重篤化しやすい方が多く、ワクチン接種を強く推奨していかなければならない立場でもあります。

しかしながら、例年以上にワクチン入荷数に限りがあるようです。当院への通院歴・ワクチン接種歴のある方に接種を制限しても、それでも残念ながら、皆様に行き渡らない可能性が高いと予測しています。

さらには、新型コロナウイルス感染症と同様に、インフルエンザの流行がどうなるのか、全く予測がつきません。今年は随分、専門家の先生方もコメントが控えめですよね? 深く考えすぎずに、できる備えはしておくことが正解なのかもしれません。

それでは、ご予約をお待ちしております。

追伸、日本感染症学会は「2021-2022年シーズンにおいても、インフルエンザワクチンの積極的な接種を推奨する」と発表しました(PDF:2021-2022年シーズンにおけるインフルエンザワクチン接種に関する考え方)

新型コロナワクチン接種

新型コロナワクチン接種ですが、いよいよ全体の見通しがつき、終了間際となってきました。これまで1000人(2000回)以上に接種し、大きなトラブルもなく、廃棄ゼロでこれました。皆様のご協力のおかげであり、スタッフにも感謝しています。

2021.11.16で、一旦終了とさせていただきますので、ご了承下さい。3回目の接種につきましても問い合わせが多くなってきていますが、2回目から8カ月以上あけての接種とされていますので、春頃になるでしょうか。それまで、お待ち下さい。

① 接種日時は、火曜日(午前)、木曜日(午後)、金曜日(午前)の3択。
② 2回接種ワクチンであり、当日と3週後は必ずセット (同じ曜日/時刻)。
③ 体調不良以外は、原則キャンセル不可 (廃棄となるため)。
④ 接種後15分を目安に、院内で経過観察する。
⑤ 条件の合わない方は、集団接種にまわってもらう。

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長野県新型コロナウイルスワクチン接種アドバイザーチームの皆様、ありがたく使わせて頂きます! とてもわかりやすい解説になります(⇒ 教えて!! 新型コロナウイルスワクチン:PDF)。

新型コロナワクチン接種(高齢者)

新型コロナワクチン接種に関して、非常に多くの問い合わせを頂きました。全ての方のご期待に沿えず申し訳ございませんが、当院での接種の方針をご案内させていただきます。

ご存じの通り、津市はハイブリッド方式を採用し、集団接種、個別接種 (クリニック)を選択する形となりました。打ち手である私達は双方の接種を担うこととなります。良く言えばハイブリッド、悪く言えば二度手間といったところですが、国難ですので、皆様にもご協力をお願いしたいと思います。

●集団接種の対象:当院に定期通院中ではない方
●個別接種の対象:当院に定期通院中の患者さんに限る

特に個別接種に関してですが、具体的には、電子カルテより6カ月以内に通院歴のある患者を抽出し、年齢別に並べ替え、以下の群にわけ、順番に予約する形とします。

●A群:80歳以上
●B群:70歳以上
●C群:65歳以上

ワクチンの配送スケジュール、保存が5日間のみであること、投与後の観察時間、観察場所の確保、廃棄ゼロを目指すことなどの都合から、接種に際し、かなりの制限がかかります。つまり、インフルエンザワクチンのように受診日についでに…などは、到底できません。

さらに、患者さんからの予約の電話を待っていると効率よく運用できず、また対応に追われ日々の診療業務に大きく影響しますので、こちら側から順番に予約のお電話をさせていただくこととしました。要項になります。

① 接種日時は、”木曜日午後” か “金曜日午前” の2択。
② 2回接種ワクチンであり、当日と3週後は必ずセット (同じ曜日/時刻)。
③ 体調不良以外は、原則キャンセル不可 (廃棄となるため)。
④ 接種後15分を目安に、院内で経過観察する。
⑤ 条件の合わない方は、集団接種にまわってもらう。

簡単ではございますが、以上が第1報になります。なお、接種開始は5月27日(木)、1日36人の接種を目標としていますが、方針はその都度、修正します。それでは、よろしくお願い申し上げます。

2021.5.1 呼春の森診療所 院長 大西 真裕

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長野県新型コロナウイルスワクチン接種アドバイザーチームの皆様、ありがたく使わせて頂きます! とてもわかりやすい解説になります(⇒ 教えて!! 新型コロナウイルスワクチン:PDF)。

 

 

妊娠と糖尿病

妊娠中の糖代謝異常には、下記の通りに、まず2つに分かれます。

・糖尿病が妊娠前から存在している場合 (⇒ ①糖尿病合併妊娠)
・妊娠中に発見される場合

妊娠中に発見される場合は、さらに2つに分かれます。

・妊娠中に発見または発症した糖尿病ほどではない軽い糖代謝異常
(⇒ ②妊娠糖尿病)
・妊娠前から診断されていない糖尿病があったかもしれないという糖代謝異常
(⇒ ③妊娠中の明らかな糖尿病)

それぞれの言葉の定義はなかなか難しいですが、なぜ妊娠中の血糖値の管理が重要なのでしょうか? 実は、妊娠中のお母さん(母体)が高血糖になることで、母体とともに赤ちゃんにも悪影響をもたらします。血糖値を適切に管理することで、妊娠高血圧症候群や流早産が減ったり、また赤ちゃんへの影響としては巨大児や胎児死亡などの合併を防げると言われています。よって妊娠中もしくは、妊娠を考えている女性は血糖値に気を付ける必要があります。

さて、妊娠糖尿病になりやすい人のリスク因子です

・尿糖が陽性である
・家族に糖尿病の人がいる
・肥満
・35歳以上
・巨大児の出産歴がある
・妊娠高血圧症候群
・羊水過多症
・原因不明の流早産・死産の経験がある

一般に、妊娠すると血糖値が上がりやすくなります。膵臓で作られるインスリンというホルモンは、血糖を下げる働きがあります。糖代謝異常というのは、このインスリンの量や働きが不十分となり、血糖の調節がうまくいかなくなった状態です。

妊娠すると、胎盤で作られるホルモンによりインスリンの働きが抑えられ、また胎盤ではインスリンを分解してしまう酵素も作られるため、妊娠していないときと比べてインスリンが効きにくい状態になり、これらの結果、血糖が上がりやすくなってしまいます。妊娠中、特に妊娠後半は高血糖になる場合があり、一定の基準を超えると、前述の妊娠糖尿病と診断されます。

妊娠中の血糖コントロールも厳格に行う必要があります。これも母体や赤ちゃんの合併症を予防するためです。薬物療法の中心はインスリン製剤になります。

・空腹時血糖 95mg/dl未満
・食後1時間値 140mg/dl未満 または 食後2時間値 120mg/dl未満
・HbA1c 6.0-6.2%未満
※妊娠週数や低血糖リスクに応じ個別に設定

妊娠を考えている方、上記のリスク因子をお持ちの方はもちろんのこと、またすでに糖尿病治療中の方も妊娠を考慮したときに血糖コントロールの目標値や薬の変更も必要になる場合があるため、ご相談いただければと思います。

最後にもう1点気を付けていただきたいのですが、無事出産に至り、ひと安心し、糖尿病をそのまま放置してしまうケースがあります。確かに妊娠糖尿病は、出産後、胎盤から分泌されるホルモンの影響がなくなること、活動量が増えること、授乳によるカロリー消費などで、一旦よくなることが多いです。ただし、約5%に糖尿病、約25%に何らかの糖代謝異常が残り、将来糖尿病になる確率は約7.4倍とされています。

定期的な健診を受診できずに、数年後には本格的に糖尿病を発症してしまうことをしばしば経験します。元気に子育てや職場復帰するためにも、ご自身の健康管理は大切ですので、ご注意をお願いします。